一時的下大静脈フィルター固定用具(ちょんまげ君・試作品)
一時的下大静脈フィルターを内頚静脈から挿入する際、頭部において点滴用バルブを外部固定することが必要であり、各現場で独自に工夫されて固定を行っているのが現状です。
従来、包帯もしくはストッキングを使用して頭部に簡易的に点滴用バルブを固定していましたが、単にバンドで固定しているだけのため、不安定であってずれやすく、カテーテルが引っ張られて所定部位に留置したフィルター部が移動してしまうなどの不都合が起こります。
また、バンドを頭部にまいて点滴バルブを固定する作業が時間がかかり、患者及び看護側の双方にとって時間的ロス及び精神的な負荷が大きいという不都合がありました。
今回、先端にフィルター部を有するカテーテル本体とその基端に取り付けられた点滴用バルブとを有した内頚下大静脈フィルターカテーテルの点滴用バルブを固定するバルブ固定材と、当該バルブ固定材が上部に設置され人体の頭部に被せて装着可能な帽子を作成しました。
なお、本試作品は「第2回こんなものを作ってみました!看護のアイデアDE賞」にて佳作を受賞しました。

発案者:静岡県立静岡がんセンター 松見しのぶ 看護師長
協力企業:こるどん株式会社 株式会社松浦製作所 東海部品工業株式会社






フィルター固定の現状
固定用具試作品(正面)
固定用具試作品(側面)